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時系列整理(矛盾・空白)

 「受傷機転が軽い」と言われたときの整理:高次脳機能障害/TBIで因果の反論に備える(弁護士向け)

結論(先に要点)高次脳機能障害(外傷性脳損傷:TBIを含む)では、受傷機転が「軽い」と評価されると、因果(事故との関係)で反論が出やすくなります。実務上は、機転そのものを争うより、受傷直後〜入院初期の所見(画像“以外”を含む)経過の一貫性(...
資料取り寄せ・記録の読み方

退院サマリー/診療情報提供書(紹介状)の読みどころ:高次脳機能障害/TBIで「経過の芯」を作る(弁護士向け)

結論(先に要点)退院サマリーと診療情報提供書(紹介状)は、断片資料をつなぐ「背骨」になりやすい資料です。高次脳機能障害(外傷性脳損傷:TBIを含む)案件では、急性期〜退院までの経過の要約退院時点の所見(できること/できないこと)画像・検査・...
時系列整理(矛盾・空白)

家族メモ(生活上の困りごと)を証拠に寄せる:高次脳機能障害/TBIで反論されにくい書き方・残し方(弁護士向け)

結論(先に要点)高次脳機能障害(外傷性脳損傷:TBIを含む)では、生活上の支障が診察室で見えにくく、家族メモが重要な補強になります。ただし「困っている」だけだと主観扱いされやすいので、実務上は、いつの出来事か(時系列)何が起きたか(具体)ど...
資料取り寄せ・記録の読み方

カルテ開示で「取り漏れ」しやすい資料:高次脳機能障害/TBIで最初に揃えるセット(弁護士向け)

結論(先に要点)高次脳機能障害(外傷性脳損傷:TBIを含む)は、あとから追加資料が出るほど時系列が崩れたり矛盾が増えたりしがちです。実務上は、最初のカルテ開示段階で急性期(救急〜入院初期)の観察が残る記録回復期の具体(OT/ST等)画像(レ...
検査・評価(神経心理・ADL等)

ADLは自立でも安心できない:IADL評価(FIM等)を高次脳機能障害/TBIの争点に接続する(弁護士向け)

結論(先に要点)高次脳機能障害(TBI含む)は、ADLが自立でもIADLや就労で破綻し得ます。実務上は、ADL/IADLのどこを見ている評価か(尺度の性格)評価時期(いつの状態か)実生活・就労・対人での具体と整合するかを時系列で扱うと、「A...
時系列整理(矛盾・空白)

転院・複数医療機関がある案件の時系列整理:矛盾・空白を増やさない統合のコツ(弁護士向け|高次脳機能障害/TBI)

結論(先に要点)複数医療機関(救急→急性期→回復期→外来など)が絡むと、矛盾や空白が増えがちです。実務上は、施設ごとに粒度が違う前提で「資料名・日付・該当箇所」を固定し争点(画像/検査/生活機能/他要因)に接続しながら一本の時系列に統合する...
意見書・主治医対応(依頼状含む)

後遺障害診断書でズレやすいポイント:高次脳機能障害/TBIを「争点に接続」する書き方(弁護士向け)

結論(先に要点)後遺障害診断書は「病名」よりも、いつから・どんな根拠で・どんな支障が続いているかが争点になります。実務上は、対象期間(受傷〜現在、症状固定の考え方)根拠資料(画像、急性期所見、リハ、検査)生活機能(IADL/就労/対人)への...
検査・評価(神経心理・ADL等)

生活機能(IADL/就労/対人)を“記録”にする:高次脳機能障害/TBIで反論されにくい集め方(弁護士向け)

結論(先に要点)高次脳機能障害(TBIを含む)は、点数や診察室所見だけだと「主観」「誇張」と反論されがちです。実務上は、IADL(段取り、金銭、服薬、予定管理等)就労(ミスの型、再現性、環境負荷)対人(衝動性、配慮、会話の破綻等)を、時系列...
急性期・初期対応

急性期記録の読みどころ:意識障害・せん妄・健忘の“根拠”を拾う(高次脳機能障害/TBI|弁護士向け)

結論(先に要点)高次脳機能障害(TBIを含む)では、後から「画像が軽微」「症状は主観」と言われやすい分、急性期の根拠が効きます。実務上は、救急〜入院初期の所見(GCS、見当識、健忘、せん妄等)看護記録・リハ初期評価に出る具体“いつからいつま...
資料取り寄せ・記録の読み方

OT/ST記録の読みどころ:高次脳機能障害/TBIで「医師文書が薄い」時に強い根拠(弁護士向け)

結論(先に要点)高次脳機能障害(外傷性脳損傷:TBIを含む)の立証で、医師文書が要約的なときほど、OT/ST記録が具体の根拠になります。実務上は、いつの記録か(時期)どの課題で、何ができず、どう介入したか(具体)生活機能(IADL/就労/対...